『家』という物語

床下からは、色々なものが現れます。
100年・・・前のものか・・・と思われる木材。

建て屋の屋根の部分に使われていたと思われる木材。
それが、取り壊された際、別の建て屋の
今度は床部分に利用された・・・

そんな、家の物語が
建て屋が解体されるごとに
無言の表現で静かに語られます。

その木材の物語に、愛と敬意を込めて
岡村さんが優しい素材を用い
美しく装わせて
新しいお役目を担わせるのです。

木材や家の喜びが伝わってくるようで
私たちもワクワクしながら、
岡村さんの指示に従いながら
木材を古布で磨きあげます。

130907_あがり框を磨く

磨き上がって仕上がったのは『上がり框(かまち)』
岡村さんいわく、人目につく・・・という点において、
一番の昇進だそう。

この木材は始めは屋根裏。
それから、人を支える床下へ昇進。
ずっと、人知れず家や人々の生活を支え続けてきた・・・
それが・・・
このたび、皆さんの視線を集める『上がり框』へと
表の世界で人の役に立てるようになった訳です。
「この木材は、喜んどるなぁ・・・」と。
なんだか、私たちも、嬉しくなります。

130907_あがり框

他にも、出てきます。

床下の土間の様子から、
「ここはかつて台所のかまどがあったんやなぁ。
煤(すす)が漆喰やら柱やらを黒く染めとるんです。」

煤の漆喰壁

とか、
「これは・・・井戸か・・・。井戸も、表に出して
使ってあげると、井戸が喜びますよ。」
と、岡村さんが『家』を再生する工程には愛があります。

『家』という存在に愛を注いで、丁寧に手入れして、
ゆっくりと、その『家』が自然にあるがままの息を吹き返すようにして
再生していくのです。

その家の変化していくさまが、なんとも嬉しそうで面白い。
手入れされて元気になっていく『家』から、なんとなく
私たちも元気をもらい、また、更なる手入れをしていく・・・。

心地よく不思議で面白い、床下の物語。

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工事を自分たちでやります

高倉神社前で、喫茶店として
新しく生まれ変わる『やこりんご』

130312_高倉神社前

マクロビのお菓子とパンと
オーガニックの珈琲や紅茶、タンポポ珈琲や
玄米珈琲、ヨギティーなどのハーブティーも
ご用意できたらと考えています。

どれだけのことが出来るのか、
まずやってみなければ分からないところもあります・・・。
だからこそ、まずは、無理をせず
今の自分に出来ることから。
それが、私流。

そんな私と波長の合う方々が
ゆっくりとくつろいで頂ける場所になったらいいなぁ・・・。

そんな風に思うと、ゆっくりと
「どんなことがやれるかなぁ・・・」とワクワク
してきます。

その前に、まず、設備を整えなければ・・・。
と、色々考えて、動き、関わっていく・・・。

すると・・・
彩り豊かなありがたいご縁の糸が
一本一本・・・と紡がれて
一織り一織り・・・。
ご縁の糸は、面白い模様の『やこりんご』に
織りあげられていくのですね・・・

只今、その面白いご縁で
古民家再生を旨とする建築士の岡村さんの
智恵とお力をお借りして
自分たちの手で、お店の改装工事を始めました。

(建築士の岡村さんのfacebook『にわか大工~・・・』
にて日々、作業工程が更新されています。)

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始めは、柱のペンキ剥がしと壁の漆喰剥がし。

130819_漆喰剥がし

それから、壁の一部を解体しました。
(これは子どもたちが元気に、丁寧に、お手伝いをしてくれました!)

130828_壁作業

130828_お掃除 (2)

台所磨きはとても大事。(これも子どもの助っ人に・・・)

130828_お掃除

アドリブ工事の展開から
床は剥ぎ取り、土間のキッチンにすることに・・・

130909_土間の様子

さて、これから、どんな風になっていく?
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